私にしては、珍しいデザインの「夏の薔薇」。
一目惚れして買ったはいいけど、見た目ほど簡単にはチクチクさせてもらえません。
なんといっても、飛び目が多い。
面倒くさがって、最初にマス目に線引きをしないから、
ひたすら目数を数えてはチクチク。
色数も14色と少ないのに、進みが遅いのは飛び目のために数を数えることが多いから。
それでも、何とかここまでチクチクしましたよ。

今、チクチクしているところは左右対称だけど、
全体のデザインは決してそんなことはなくて、バラバラのデザインが寄せ集めになってる感じ。
それが、絶妙なバランスで配置されていて、
本当に素敵なデザインなんですよねー。
でも、チクチクする方は大変です。ほんと、飛び目には泣かされますね。
夏の薔薇には、フレンチナッツはないけれど、
バックステッチでサンプラーのように文字をチクチクする箇所があります。
バックステッチ自体は嫌いじゃないし、特殊糸がないのが嬉しい。
でも、何回でも言うけど、バラバラのデザインが、一つにまとまっている分、
目数を数えるのに一苦労。
それなら、先に線引きしておけよっていう声が聞こえてきそうですが、
なんか、邪道な気がするんですよ。
クロスステッチはなにも書かれていない布に、チクチクして模様を表現していくアート、
っていう意識が強いんでしょうね。
クロスステッチって、本当に素敵な刺繍だと思うんですよね。
フランス刺繍もいいけど、やっぱりクロスステッチの方が好きだなあ。
×印を作るだけの簡単な刺繍じゃん、
誰でもできるじゃんってバカにする人も多いけど、
1度、やってみたらハマるんじゃないかと思うんですよね。
なんと言っても、その×印で曲線まで表現しちゃうんだからすごいです。
実は、この箇所、間違って刺してしまったところがあるんですよね。
でも、直しようがないので、正しい方も間違ったデザインに合わせてあるんです。
何処だか、指摘されてもわからないんじゃないかと思うんですが、
気が付いた時には真っ青になりましたね。
だって、直しようがないんですもん。
切って、解いて、刺し直せばいいんだろうけど、そこまで大袈裟にするほどのこともなし、
こういうのが、1番、悩むんですよね。
どうしようもない(刺す列を間違えたとか)ミスの場合は、
潔く解くことも辞さないけれど、あまりにも小さいミスだから
そこまでする必要はないって感じてしまって。
この辺に性格が出てしまいますね。
細かいことは気にしないっていうわけではないけれど、
何処を間違えたのか分からない一目のために解くのはちょっと・・・
この辺りが、私のダメな部分かもしれませんよね。
さあ、明日も、少しでも針を持つ時間があることを願って、頑張ります!
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